【 営業時間 】 6:30~21:30 お急ぎの方は 24時間対応可能ですので 075-451-0651 までお電話ください。

要介護2

70代男性

生活保護を受給されている方がご入居いただけた事例

〈ご本人さま〉 70代 男性 要介護2/お一人暮らし(民間賃貸アパート)
〈ご家族さま〉 ご親族はおられるものの、日常的なご支援は難しい状況
〈入居老人ホーム〉 サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

在宅生活の不安と、施設検討のきっかけ

長年住み慣れた民間アパートでお一人暮らしをされていました。
転倒・骨折をきっかけに要介護2の認定を受け、杖歩行であれば自立して移動はできるものの、買い物や掃除・洗濯などの家事全般が負担になってきていました。

年金などのご収入は限られており、公的扶助制度(生活保護)も活用しながら生活を続けてこられましたが、

  • 室内での転倒が増えてきたこと
  • 夜間に体調が悪くなった際、自分一人で対応できるか不安なこと
  • 階段の多いアパート環境が次第に身体的な負担になってきたこと

から、「このまま一人で暮らし続けるのは難しいかもしれない」と感じるようになりました。

遠方にお住まいのご親族も、頻繁に京都まで通って支えることは現実的ではなく、担当の区役所ケースワーカーさまがケアマネージャーさまと話し合われたうえで、「生活保護の範囲の中で、安心して暮らせる住まいがないか、一度専門の紹介センターにも相談してみましょう」とのご提案があり、当センター希へご相談いただく運びとなりました。

 

生活保護を踏まえた費用面の整理と将来への不安

ご相談時の主な不安は次の3点でした。

  1. ご利用になれるご予算の中で、本当に入居できる老人ホームがあるのか
  2. 身近に頼れるご家族が少ない中で、入居手続きや緊急時対応をどう進めればよいか
  3. 今のアパートを退去して、本当に生活が安定するのかイメージが持てないこと

ご本人さまは、
「お金のことや手続きのことを、自分一人で判断するのは心配です。区役所や周りの方に迷惑にならないかも気になってしまいます。」
とお話しされており、経済的な面だけでなく、手続き、引越し、その後の生活像が見えにくいことが大きな不安になっておられました。

そこで当センター希では、まず担当ケースワーカーさまと連携し、現在ご利用中の公的扶助制度の内容、老人ホーム入居に切り替えた場合の取り扱い(住まいに関する扶助 → 施設利用料への切り替え等)、引越し費用や家財整理に関する扱いといった点を一つずつ整理しました。

そのうえで、公的制度をご利用中の(生活保護を受給されている)方の受け入れに対応しているかどうか、月々のご負担が、現在のご状況に無理のない範囲に収まるか、バリアフリー構造で、エレベーターや手すりなど安全面が整っているか、といった条件を満たすサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を中心に、候補探しをスタートしました。

 

行政と連携した入居調整と、サ高住へのご入居

ご本人さまは、身の回りの簡単なことはご自身で行える一方で、転倒リスクや見守りの必要性が高い状態でした。

そのため、

  • 「住まい」として腰を落ち着けられる安心感
  • 必要なときに安否確認や生活支援を受けられる体制
  • 介護保険サービス(訪問介護・デイサービス等)を柔軟に組み合わせられること

といった点を重視し、サ高住を中心にご提案しました。

当センター希では、区役所の福祉課・ケアマネージャーさまと連携しながら、複数のサ高住に対して、公的制度をご利用中の方の受け入れ状況、家賃・共益費・サービス費など月額費用の内訳、食費や水道光熱費を含めた、実際の毎月のご負担イメージを一件ずつ確認しました。

現在の生活水準から大きく無理のない範囲でご入居いただける老人ホームを絞り込み、見学の日程調整や当日の同行も当センター希で行わせていただきました。

見学の際には、これまでのアパートでの生活状況(転倒歴・不安な場面など)、ご本人さまの生活スタイル(起床時間・趣味・食事の好み 等)、行政側が想定されている費用の枠組みを施設側と共有し、入居後の支援体制と費用面の双方について、事前に具体的なイメージをすり合わせました。
その結果、生活保護の中で暮らしていただける京都市内のサ高住へのご入居が決まりました。

 

入居後の変化とご本人さま・行政担当者さまのご様子

入居後は、バリアフリーの住環境と日中・夜間の安否確認サービスにより、室内での転倒や「もし倒れても誰にも気づかれないのでは」という不安が大きく軽減されました。

食事付きプランをご利用いただくことで、これまで不規則になりがちだった食生活も整い、週数回のデイサービスや訪問介護を組み合わせることで、リハビリと趣味の時間を持ちながら生活しておられます。

 

ポイント

● 公的制度をご利用中の方でも、福祉課・ケアマネージャー・紹介センターが連携することで、その方のご予算に合わせた老人ホーム入居の選択肢を一緒に整理していくことができます。

● 老人ホーム探しの前に、費用の枠組みと現実的なご予算を明確にしておくことが大切です。

● サービス付き高齢者向け住宅は、住まい+生活支援+介護保険サービスを組み合わせられる柔軟な選択肢であり、お一人暮らしの方が「無理のない範囲で、安心して暮らしを続けていただくための住み替え先」として有効な場合があります。
 

PAGE TOP