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年金だけで老人ホームに入れる?費用の目安と施設選びのポイントを解説

年金だけで老人ホームに入れる?
費用の目安と施設選びのポイントを解説

「年金だけで入れる老人ホームはありますか?」

老人ホームを探しているご本人様やご家族様から、このようなご相談をいただくことがあります。

老後の生活を支える大切な年金。
できれば毎月の年金の範囲内で施設費用をまかないたいと考える方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、年金だけで老人ホームに入居できる可能性はあります。

ただし、年金額や施設の種類ご本人様の介護度や医療の必要性などによって状況は大きく異なります。

また、老人ホームを探す際に注意したいのが、ホームページやパンフレットに記載されている「月額費用」だけで判断しないことです。

今回は、年金だけで老人ホームへの入居を考える場合に知っておきたい費用の目安や、施設選びで確認しておきたいポイントについて、京都の介護施設紹介センター希が分かりやすく解説します。

 

1.年金だけで老人ホームに入ることはできる?

年金だけで老人ホームに入居できるかどうかは、受け取っている年金額と、実際に毎月必要になる費用とのバランスによって決まります。

厚生労働省の令和6年度の資料では、老齢厚生年金の全国平均月額は15万1,142円国民年金の平均月額は5万9,431円です。

京都府では、老齢厚生年金の平均月額が15万1,483円、国民年金の平均月額が5万8,206円となっています。

また、2026年8月の民間調査では、厚生年金の平均月額15万1,142円以下で入居できる老人ホームは、全国で66.5%とされています。

この数字だけを見ると、

「思っていたより年金内で探せる施設は多いのでは?」

と感じるかもしれません。

実際に、厚生年金を月15万円前後受給している方であれば、施設や条件によっては年金の範囲内、またはそれに近い金額で入居できる施設を探せる可能性があります。

ただし、ここで注意が必要です。

「月額15万円の施設=毎月15万円あれば生活できる」とは限りません。

老人ホームでは、表示されている月額費用以外にもさまざまな費用が必要になることがあるからです。

 

2.老人ホームは「月額費用」だけで判断しないことが大切

老人ホームのホームページなどを見ると、

「月額13万円〜」
「月額15万円〜」

といった料金が掲載されています。

しかし、実際に必要となる費用には、家賃・管理費・食費などの基本的な料金以外にも、

・介護保険サービスの自己負担
・医療費
・薬代
・おむつ代
・日用品費
・理美容代
・通院時の付き添い費用
・その他の生活支援費

などがあります。

例えば、施設の月額費用が15万円だったとしても、介護保険の自己負担や医療費、おむつ代などを合わせると、実際の支払いが17万円、18万円、場合によっては20万円近くになることもあります。

反対に、月額費用だけを見ると少し高く感じる施設でも、食費や管理費など多くのサービスが含まれており、追加費用が少ない場合もあります。

そのため施設を比較するときは、

「月額費用はいくらか」ではなく、「実際に毎月いくら必要になるのか」

まで確認することが重要です。

 

3.有料老人ホームの月額費用の平均は17.2万円

2026年8月の民間調査では、全国の介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームの月額費用平均は17.2万円とされています。

老齢厚生年金の全国平均月額15万1,142円と比較すると、施設の月額費用だけでも約2.1万円上回ります。

さらに介護保険の自己負担や医療費、日用品費などが必要になる可能性を考えると、厚生年金を受給している場合でも「年金だけで必ず足りる」とは言い切れません。

一方、17.2万円という数字はあくまでも全国平均です。

月15万円前後で入居できる施設もあれば、20万円、30万円以上かかる施設もあります。

そのため、平均額だけを見て「入れる」「入れない」と判断するのではなく、ご本人様の年金額や状態に合わせて施設を探すことが大切です。

 

4.国民年金だけの場合はどうなる?

国民年金のみを受給している場合は、年金だけで民間の老人ホームに入居することが難しいケースが多くなります。

国民年金の平均月額は全国で5万9,431円、京都府では5万8,206円です。

月6万円前後で、民間の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の費用をすべてまかなうことは現実的には難しいため、

・生活保護の利用を検討する
・特別養護老人ホームを検討する
・ご家族様が一部を支援する
・低価格帯の住宅型有料老人ホームを探す
・自治体や地域包括支援センターへ相談する

など、複数の方法を考える必要があります。

ここで大切なのは、「年金が少ないから老人ホームには入れない」と最初から諦めないことです。

生活保護を受給している方の入居相談を受け付けている施設もあります。

ただし、すべての施設が生活保護に対応しているわけではなく、費用や住所地、介護度、医療対応などによって受け入れ条件も異なります。

ご自身だけで判断せず、まずはどのような選択肢があるのかを確認してみることをおすすめします。

 

5.京都で費用を抑えて老人ホームを探すには?

京都で老人ホームを探す場合も、エリアによって施設の費用や選択肢は変わります。

京都市内でも、中心部と郊外では費用感が異なり、一般的には利便性や立地条件の良い施設ほど費用が高くなる傾向があります。

そのため、

「できれば自宅のすぐ近くで」

という条件だけで探すと、予算に合う施設が見つかりにくいこともあります。

そのような場合には、希望エリアを少し広げてみることも一つの方法です。

京都市内だけでなく京都府南部や滋賀県大津市などまで範囲を広げることで、費用を抑えられる施設や、ご本人様の状態に合った施設が候補に入ることもあります。

また、施設探しでは費用だけでなく、

・現在空室があるか
・認知症に対応できるか
・必要な医療処置に対応できるか
・夜間の体制はどうなっているか
・生活保護について相談できるか
・退院期限までに入居できるか

なども確認しなければなりません。

ホームページやパンフレットだけでは分からないことも多いため、実際の受け入れ状況を施設へ確認することが重要です。

 

6.年金内で施設を探すときに確認したい5つのポイント

年金を中心に老人ホームの費用を考える場合、特に確認しておきたいポイントがあります。

1.月額費用に何が含まれているか

家賃、食費、管理費、水道光熱費など、表示されている月額費用に何が含まれているのかを確認しましょう。

同じ「月15万円」の施設でも、含まれるサービスによって実際の負担額は変わります。

2.介護保険の自己負担

介護保険サービスを利用する場合は、所得などに応じて自己負担が発生します。

要介護度や利用するサービスによって金額も変わるため、施設費とは別に考えておく必要があります。

3.医療費や薬代

訪問診療や訪問看護、薬代、通院費などが別途必要になる場合があります。

特に医療的なケアが必要な方は、費用だけではなく「その施設で対応してもらえるのか」も重要なポイントです。

4.おむつ代や日用品費

おむつ代が月額費用に含まれている施設もあれば、使用した分だけ実費で支払う施設もあります。

毎月発生する費用だからこそ、事前に確認しておきましょう。

5.状態が変わった場合の費用や退去条件

入居した時点では予算内でも、介護度が上がったり、医療的なケアが必要になったりすることで費用が増える場合があります。

また、医療依存度が高くなった場合や長期入院となった場合など、施設によっては退去が必要になるケースもあります。

大切なのは、

「今、年金内で入れるか」だけではなく、「これからも無理なく暮らし続けられるか」

という視点で考えることです。

 

7.見学前に「実際に毎月いくらかかるか」を確認しましょう

気になる施設が見つかったら、月額料金を見るだけでなく、

「この金額以外に毎月必要になる費用はありますか?」

「介護保険や医療費、おむつ代などを含めると、実際には毎月どのくらいを見ておけばよいですか?」

と確認してみましょう。

また、通院付き添いの費用や、入院中の家賃・管理費、介護度が上がった場合の追加料金、退去条件なども確認しておくと安心です。

施設に入ることがゴールではありません。

入居後に「思っていた以上にお金がかかる」と困らないためにも、長く生活することを前提に費用を考えることが大切です。

 

8.希では、年金額やご本人様の状態に合わせて施設をご提案します

「年金だけで老人ホームに入れるのか分からない」

「できれば月15万円以内で探したい」

「生活保護でも相談できる施設を知りたい」

「費用だけでなく、医療対応も必要」

このようなお悩みを、ご家族様だけで整理するのは簡単ではありません。

介護施設紹介センター希では、京都を中心に老人ホーム・介護施設探しをお手伝いしています。

ご本人様の年金額だけではなく、貯金やご家族様からの支援の有無、生活保護、介護度、認知症、必要な医療対応、希望エリア、退院期限などを整理したうえで、現実的に入居できる施設をご提案します。

また、現在ある施設だけでなく、これから新しくオープンする施設などの情報も踏まえながら、ご本人様に合った選択肢を一緒に考えていきます。

施設のご提案から空室確認、見学予約、見学同行、施設との調整、入居後のフォローまで対応していますので、施設探しでお困りの場合はお気軽にご相談ください。

 

9.「年金だけで入れるか」よりも「無理なく暮らし続けられるか」

年金だけで老人ホームに入れるかどうかは、年金額や施設、ご本人様の状態によって異なります。

厚生年金を月15万円前後受給している方であれば、条件によっては年金内、またはそれに近い金額で入居できる施設を探せる可能性があります。

一方、国民年金のみの場合は、民間施設の費用を年金だけでまかなうことが難しいケースが多いため、生活保護や特養、ご家族様の支援なども含めて検討する必要があります。

そして、施設選びで忘れてはいけないのが、ホームページなどに掲載されている月額費用だけではなく、介護保険の自己負担や医療費、おむつ代などを含めた「実際に毎月必要になる金額」を見ることです。

老人ホームは、入居できれば終わりではありません。

大切なのは、

「年金だけで入れる施設があるか」ではなく、「ご本人様が無理なく安心して暮らし続けられる施設があるか」。

介護施設紹介センター希では、費用面も含めて状況を整理しながら、ご本人様とご家族様に合った施設探しをお手伝いしています。

「この年金額で入れる施設はある?」
という段階でも大丈夫です。

老人ホーム選びで迷われたときは、まずはお気軽にご相談ください。

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