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要介護2

70代男性

パーキンソン病をお持ちの方が入居された事例

〈ご本人さま〉 70代後半 男性 要介護2/
パーキンソン病(発症から10年ほど)/京都市内で奥さまと二人暮らし
〈ご家族さま〉 奥さま(同居)・長女さま(関東在住)
〈入居老人ホーム〉 介護付き有料老人ホーム(京都市内/パーキンソン病など神経難病の受け入れ実績あり/訪問看護・OT・PTと連携しリハビリ実施)

パーキンソン病をお持ちでも、専門職のサポートのもとで「動ける時間」を大切にできたご入居事例

ご本人さまは10年ほど前にパーキンソン病と診断され、内服治療と外来リハビリを続けながら、奥さまと二人暮らしをされていました。

ここ数年で、朝は体が固く動きづらい、日中でも「オン(動きやすい)」と「オフ(急に動けなくなる)」の波が大きい、すくみ足やふらつきによる転倒が増えてきたといった症状が目立つようになり、要介護2の認定を受けられました。

奥さまが中心となり、

  • 服薬時間の管理・声掛け
  • トイレや入浴時の見守り・部分介助
  • デイサービス利用の調整

を続けてこられましたが、奥さまご自身も腰痛や高血圧をお持ちで、「調子が良い日はまだ何とかなるけれど、転倒や急に体が止まる場面が増えてきて怖い」と感じるようになりました。

遠方にお住まいの長女さまも「パーキンソンは波のある病気と聞いているので、実家に帰るたびに、父と母がこのままで大丈夫なのか不安になる」と心配され、お問い合わせをいただきました。

 

パーキンソン病ならではのご不安

ご本人さま、ご家族さまからは、次のようなご不安が挙がりました。

  • 薬の時間がずれることでオン・オフが乱れ、急に動けなくなるのではないか
  • トイレ・立ち上がり・方向転換の際にすくみ足が出て、転倒につながるのではないか
  • 将来、幻覚・妄想・嚥下機能の低下が出てきたとき、長く支えてくれる老人ホームがあるのか
  • 病気を分かってもらえないまま、ただ介護される側になってしまうのではないか

またご本人さまは、「パーキンソンだからといって、全部を任せきりにするのではなく、動ける時間帯には自分なりに体を動かし続けたい」という強いお気持ちもお持ちでした。

 

当センター希で行わせていただいたサポート

1.主治医・ケアマネージャーと連携し、状態とリズムを整理

当センター希では、まずご本人さま・奥さま・長女さまと面談し、
発症からの経過・現在の症状
服薬時間と、薬が効き始める/切れてくるタイミング
立ち上がり・歩行・トイレ・食事・更衣などの日常動作の様子
を丁寧にお伺いしました。

そのうえで、主治医・ケアマネージャーさまとも情報を共有し、
今後の症状の進行の見通し
転倒予防や嚥下障害に対する注意点
リハビリで大切にしたいこと
を整理し、施設側にお伝えすべきポイントを明文化しました。

 

2.神経難病の受け入れ実績+リハビリ体制のある民間ホームの選定

施設選びでは、単に「受け入れ可能」かどうかではなく、
パーキンソン病や神経難病の方の受け入れ実績がある
服薬時間の管理やオン・オフの理解があり、看護職が日々関わっている
訪問看護ステーションやOT(作業療法士)・PT(理学療法士)と連携し、生活動作の維持・改善を目的としたリハビリを継続できる
将来的に車いす移動・嚥下機能低下・夜間の症状悪化があっても、長く暮らし続けられる方針がある
といった点を重視し、京都市内の介護付き有料老人ホームを中心に候補を絞り込みました。

特に今回は、「入居したら動かなくなる」のではなく、「訪問看護やOT・PTの監修のもとでリハビリを行い、生活動作の維持に努めている老人ホーム」という視点を大切にして情報収集を行いました。

 

3.見学同行と、生活リズム+リハビリの確認

見学当日は、ご本人さま・奥さま・長女さまに当センター希の相談員が同行し、
1日のスケジュール(起床・服薬・体操・個別リハ・就寝)の流れ
食堂やトイレまでの距離・手すり・段差の有無
職員がパーキンソン病の入居者さまの歩行をどのようにサポートしているか
訪問看護・OT・PTがどのように関わり、「どの動作を維持したいか」「どこを諦めずに支えるか」を話し合っているか
などを、一緒に確認していきました。

施設側とは、オン・オフの出方と服薬時間、自分でやりたいことと支えてほしいところ、症状が進んだ際の受け入れ方針について事前に相談し、ご本人さまのリズムのある毎日をどこまで守れるかをすり合わせたうえで、最終的な入居先を決定しました。

 

入居後の変化と「リハビリを続ける意味」

ご入居後は、

看護職が中心となり、服薬時間をきちんと管理

薬がよく効いている「オン」の時間帯に合わせて、OT・PTによる個別リハビリや立ち上がり・歩行練習を実施

「オフ」で動きにくい時間帯は無理をさせず、座位でできる体操やストレッチを取り入れ、疲れすぎない形で身体機能の維持に取り組む

といった流れが整いました。

 

老人ホーム内では、訪問看護やOT・PTの監修のもとでリハビリを行い、立ち上がり・歩行・トイレ動作など、日々の生活動作の維持に努めています。

奥さまからは「家では動ける時間と全然動けない時間に振り回されて、私もどうしていいか分からなくなることが多かったのですが、今は看護師さんやリハビリの先生方がリズムを見ながら関わってくださっているので、会いに行くときも落ち着いた気持ちで向き合えるようになりました。」とお話しくださいました。

 

ポイント

● パーキンソン病をお持ちの方の施設選びでは、服薬時間、オン/オフの理解+転倒予防+リハビリ体制が重要なポイントになります。

● 「入居=動かなくなる」ではなく、訪問看護、OT(作業療法士)、PT(理学療法士)と連携しながら、生活に直結する動作(立ち上がり、歩行、トイレ、食事など)を維持していく視点を持てる老人ホームかどうかが大切です。

● 当センター希では、主治医、ケアマネージャー、訪問看護、リハビリ職との情報共有、パーキンソン病など神経難病の受け入れ実績とリハビリ連携のある民間老人ホームの選定、見学同行、入居調整、入居後のご相談を通じて、病気と付き合いながら「その方らしいリズム」を守れる住まい探しをサポートさせていただいております。

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